今日は父の大腸癌の手術の日でした。
日赤です。
午前中に母と病院行って、何か色々説明聞いて、
そのまま父と看護師さんの4人で手術する階までエレベーターで。
父は点滴付けながら歩いて手術室に。
私が想像してた、
ベッドに寝たまま手術室に運ばれて、
「頑張ってくるんだよ!」的なものかと思ってたんですが、
けっこう、あっさりでしたね。
あれ、こんなもん??
まぁ、動けない訳ではありませんから。
それから看護師さんに
「手術終わったらこの部屋で先生と話をして下さい。」
「手術中はこの部屋で待っていてください。」
など、また色々説明を受け。
ここでもまた、
手術中は、手術室の前にある長椅子にずーっと座って
待ってるもんだと想像してたのです。
ドラマとかでよく見ますよね?
でもこの病院は手術室の前に長椅子なんて無く、
「家族控え室」
で手術が終わるのを待ってました。
椅子もあるし、畳の部屋もあるじゃないかーー!!
手術は3時間30分くらいかかると言われていたので、
畳の上でゴロリン。
いや、まて。
座布団が欲しいな。
あぁ、あの押し入れに入ってんのかな?
オープン!!
えぇ…( ゚д゚)
座布団くらいあってもいいんじゃないのーーー!?
母も座布団欲しかったのにガッカリ。
仕方なく車で使ってる座布団とブランケット持ってきましたよ。
もうずっと横になってました。
うとうとしてきた時、看護師さんがやってきて、
手術が終わったのこと。
予定より少し早かったので
ホッとしたけど、まだ先生の話聞くまで安心できない。
最初に説明された、先生が待ってる部屋に母と行きました。
狭い部屋だなーと思いながら先生のほうを見た瞬間、
目の前に手術で摘出した父の腸が丸出しでした。
いや、前から母に
「手術の日は取った癌見せてくれるらしいから。」
と聞いていたのですが、
いきなりすぎて
おおおおおおお!?
って感じでした。
20センチくらい切ったのかな。
切り開かれた腸の中にボコッとデカイ物があったんですが、
それが癌でした。
いや、でけぇよ。
ピンポン玉くらいの大きさかな。
完全にこれ腸閉塞直前じゃね?ってくらい。
先生「写真撮ってもいいよ。けっこうみんな撮ってくからね~。」
家族の癌を写真に撮る人は多いようです。
私もスマホで撮りました。
癌は進行すると恐ろしいものです。
でも、人工肛門とかやらずに済んだのでよかったです。
最後にICUに入った父の様子を見に行きました。
麻酔は切れてきてるのか、声をかけると反応しました。
目は閉じたままですが。
いくら家族でも、
手術が終わったばかり、しかもICUなので
長居はできませんでしたが、
母の安堵した表情を見て、私もホッとしました。
しかし、一番心配なのは肝臓です。
肝臓にも転移していて、けっこう酷い状態らしく、
抗がん剤で癌が小さくなってくれないと
手術できないようなのです。
大腸の手術は無事に終わりましたが、
まだまだこれからです。
安心できません。
ちょうど帰るとき、
ドクターヘリを見つけました。
まだまだ元気だと思ってる人でも、
症状が無いだけで、ポリープは無いとは限りません。
癌になると、本人も、その家族も心身ともに
ダメージ食らいます。
そうならないためにも
1~2年くらいに1度は色々細かく検査をしたほうが
いいです。