日常あんなこと こんなこと

日常のさまざまな出来事や思ったことなど、色々書いていきます。

亡くなってから葬式までの流れとその後

こんにちは!


去年の11月に父が癌で亡くなりました。

今日はその時の事を書いていこうと思います。

10月に誕生日を迎え64歳になったばかりでした。

残念ながら抗がん剤が効いて癌が小さくなることはなく、徐々に大きくなっていきました。

元々は大腸癌で、発見して調べてもらった時点で既にステージ4。
肝臓と肺に転移してる状態でした。

大腸癌は手術できましたが、肝臓のほうはあちこちに癌があって手術できる状況ではなかったので、抗がん剤でもっと小さくしてそれから手術する、という方向でした。

抗がん剤も色々な種類を試しました。

副作用で調子悪い時もありました。


ですが、肝臓の癌はどんどん大きなる一方。

10月に入ったらどんどん調子が悪くなり、呼吸も苦しそうでした。

誕生日を迎える数日前に入院。

病院のベッドで誕生日を迎え、11月には監視カメラ付きの個室に移動。

そして先生から「話ができるのはあと1週間あるかないかくらい」
と言われ、県外にいる兄に連絡し、少しの間休みをもらって帰ってきてくれました。

母と兄は病院にずっといてくれて、私は家のことをやってました。


そして先生の言った通り、1週間くらいで父の意識は無くなり、11月8日に亡くなりました。

私は当時家にいました。

お昼前に母から電話があり、

「今、お兄ちゃんが迎えに行ったから」

その一言で、あぁ、父はもうダメなんだなと。

入院した時点で嫌な予感がしてたせいか、以外と冷静でいられた気がします。


そして迎えに来た兄と一緒に病院へ。

病室に入ると先生と看護士さんが父に呼び掛けていました。

先生が何度か呼び掛けたあとに、目にライトを当てて(瞳孔の確認)、時計を見て、

「午後0時、ですね」


あぁ、死んだのか、ついにこの時が来てしまったのか。

涙目になってる母を見て、私は普通でいなきゃ、冷静でいなきゃ、って気持ちが先にきて。

少しの間父の側にたり、荷物をまとめて車に運んだり。
それから看護士さんの指示で別室で待機。

その間、兄は葬儀社に連絡してくれてました。

父が入院中、もう長くはもたないと感じてたのでしょう。
複数の葬儀社のサイトを調べてくれてたみたいです。


先生から死亡診断書を受け取り、父は霊安室に。
私たちも一緒に移動しました。

そして霊安室に葬儀社の方が来て、父と一緒に私は葬儀社の車で移動。

母と兄はそれぞれ車で移動。


葬儀場に到着し、遺族控え室に案内され、母と兄の到着を待ちました。

3人揃った所で担当者の方と打ち合わせ。

そしてお坊さんに来て頂き拝んでもらいました。

お坊さんとも色々話し合い、葬儀場担当者の方は斎場に連絡。

早めに火葬したかったのですが、斎場も予約が一杯で火葬は3日後に決まりました。

コロナもまだ5類になる前でしたし、母の(精神的な)負担も軽くするため家族葬でやることに。

火葬までの数日間は葬儀場には母と兄が泊まり、私は家の仏壇回りの片付けをしてました。


そして火葬当日。無事に終わり、そのままの流れで葬儀開始。

家族葬でしたが、父と一番親しい親戚2人追加で計5人での葬儀になりました。


家族葬なので喪主の挨拶とかも一切なし。

葬儀も何とか無事に終了。

親戚を見送り、そして控え室の片付け。

後は家に帰るだけ。

だけど家に帰った後も色々やることあるんです。

担当者の方も家に来て色々物を運んで、家の仏壇の所に祭壇をセッティング。

お花も運ばれてきたりで少し忙しい。

担当者の方と少し話をしてやっと一息つけました。

この時点でもう夕方。

夕食はどうしようか。

父が好きだった寿司でも買ってくるか!と兄が提案し、買いに行ってくれました。


だけど疲れたな。

でもこれで終わりじゃない。

明日以降には親戚や町内の人たちが来るかもしれない。

新聞のおくやみ欄には載せてないけど、町内には話は広まっていくだろうし。


そしたら町内や親戚だけでなく、父が以前働いてた会社の方も何人か来てくれました。

とっくに父は仕事をやめていたのに。



困ったことあったら言ってくれな!ってみんな言ってくれて嬉しかったですね。


11月末にはすっかり落ち着き、日常が戻ってきたって感じでした。


11月8日に亡くなり、11日に火葬、葬儀、帰宅。って流れでした。


今回は兄がすごく頼りになりました。

ですが兄も帰らなくてはいけません。

色んな手続きは私と母でやらなくては。


そう言えば、初めて葬儀場に着いて担当者の方と打ち合わせする時、死亡診断書のコピーをとってくれると思いますが、多めにコピーしてもらったほうがいいかと思います。

色々な手続きで死亡診断書が必要になることもあります。

中には診断書が返ってくることもありますが、手続きした所によっては診断書が返ってこない場合もあるので死亡診断書のコピーは多めにしてもらうことをおすすめします。


電気ガス水道、スマホNHK、新聞、家の電話、車など手続きしなきゃいけないものをノートなどにまとめて、手続き完了したものにチェックを入れておけば、どれが手続き終わってどれがまだ終わってないかすぐ分かると思います。

私はそれをやってなかったので、どの手続きがまだ終わってないか分からなくなったりしました。

それでも何とか手続きは終わりました。


長くなりましたが、こんな感じでした。


遺影は、父は普段から写真を撮ったり撮られたり、ってことがなかったのですが、母のスマホに桜をバッグに撮った父の写真があったのでそれを使いました。3年くらい前の写真ですが。

それと、父のスマホの解約はすぐにはしませんでした。
親戚などの連絡先も入ってますし、父のスマホで連絡取ったりすることもあったので。

なので、亡くなった方のスマホの解約はすぐにはやらないほうがいいかもしれません。




さてさて、もう来週には9月に入りますが、暑さはまだ続きそうです。

猫さんも毎日バテております(笑)


そして今日は大曲の花火大会でした!

私はテレビから見ましたが、今年は煙もちゃんと流れて花火が綺麗に見えました。


生で見るのは中々大変ですが、行ってみたいですね。

この花火大会が終わると夏も終わりだな~って感じます。



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